境内案内
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おすすめの拝観ルート
書院にて拝観の受付をしていただいた後、
①〜⑳の順序で拝観いただくのがおすすめのルートとなります。
御朱印をご希望の方は、書院にて受付までお声がけください。

1書院(拝観受付)
江戸時代の風情を残す書院。格式高い造りが特徴で、拝観受付もこちらで行われます。

2唐門と鐘楼
唐門は17世紀中期の建築とされ、松江藩の御作事所によるものと考えられています。鐘楼は象鼻の装飾が特徴で、大正時代に現在の位置へ移されました。

3茶筅塚
茶道に用いられる茶筅を供養するための塚。松江藩と茶の湯文化の深い関わりを象徴する場所です。

4初代直政公墓所
松江藩の初代藩主・松平直政公の墓所。廟門は島根県指定文化財で、軒唐破風には虎と竹の精巧な彫刻が施されています。

5七代治郷公墓所(不昧公)
茶道文化を発展させた七代藩主・不昧公の墓所。廟門は繊細な彫刻が施され、茶人としての偉業を今に伝えます。

6五代宣維公墓所
防備に力を入れた五代藩主の墓所。廟門は水鳥の彫刻が特徴で、隠岐統治の再開にも尽力しました。

7初代直政公の生母月照院様の墓所
関東大震災を契機に東京・天徳寺から移された墓所。江戸時代に造られた墓塔がそのまま残されています。

8三代綱近公墓所
藩政改革を進めた三代藩主の墓所。廟門は龍の彫刻が施された優美な意匠が見どころです。

9九代斉斎公墓所
西洋文化にも関心を持った九代藩主の墓所。廟門は松に鷹の透かし彫りが施され、趣向が反映されています。

10二代綱隆公墓所
松江藩を文化的に発展させた二代藩主の墓所。廟門は格式高い造りと桐紋の彫刻が特徴です。

11八代斉恒公墓所
文化振興に尽力した八代藩主の墓所。廟門は牡丹や瓢箪の彫刻が施され、華やかな造りが特徴です。

12四代吉透公墓所
病により短命だった四代藩主の墓所。廟門は六つ葵や桐紋の彫刻が施されています。

13大亀の寿蔵碑
月照寺を代表する石造物のひとつで、六代藩主宗衍公の廟門のそばに静かに佇む大亀の碑です。小泉八雲の随筆にも登場し、頭を撫でると長生きできるという言い伝えがあります。

13六代宗衍公墓所
享保の改革を支えた六代松平宗衍公の墓所。象鼻や仁王像の浮彫が施された廟門は、威厳を感じさせる佇まいです。

14御霊屋
松江藩歴代藩主の位牌が安置された霊廟。寛政10年(1798年)に建築され、毎年8月16日の御霊屋開きで開扉されます。

15旧本堂跡
江戸時代に建立された本堂の跡地。明治維新で取り壊され、大正時代には再建計画もありましたが実現には至りませんでした。

16現本堂と茶室
現本堂は昭和29年に建立。ご本尊の阿弥陀如来像が安置されています。茶室は本堂の奥に位置し、かつて茶の湯が行われた場所で、往時の雰囲気を今に伝えています。

17宝物殿
松江藩主ゆかりの文化財を展示。不昧公関連の茶道具や貴重な美術品などが収められています。

18雷電の碑
松江藩お抱えの力士・雷電為右衛門の手形が刻まれた石碑。史上最強の大関と称された人物を讃えています。

19花の供養塔
月照寺の庭に佇む供養塔。紅葉の名所として知られ、四季折々の景観が楽しめます。

20不昧公愛用の名水
お茶に適した名水として知られ、島根の名水百選に選ばれた清らかな水。参道横の御手洗でその清涼な流れを感じることができます。