月照寺では、7月13日(月)から8月16日(日)までの期間限定で、お茶席に松平不昧公直筆の掛軸を特別展示いたします。
松平不昧公は、大名茶人としても有名な松江藩七代藩主です。『ばけばけ』に登場して注目を集めた大亀像を、お父様の健康長寿を願って建立したお殿様としても知られています。
今回ご覧いただくのは、不昧公が揮毫された「張公喫酒李公酔(ちょうこうきっしゅりこうすい)」の書です。張さんが酒を飲んで李さんが酔ってしまうという不思議な言葉ですが、自分と他者を切り分ける考えを超えた心境を感じさせる禅語です。争いや差別が絶えない今だからこそ、自分と他者を隔てず、互いを思いやる心の大切さを改めて考えさせてくれます。
普段は公開していない貴重な書をこの機会だけ特別にご覧いただけます。静かな書院で一服のお抹茶を味わいながら、松江の茶道文化を創始した不昧公と禅の世界に思いを馳せていただければ幸いです。
